Mozilaのお話

先日、自宅で使っているFireFox(Mozilla)がおかしくなってしまいました。

これは推測に過ぎないけれど、いろいろな拡張機能(XPI)を搭載したために、コンフリクトが発生してしまったためであろうと思うのです。
Geckoという描画エンジンを搭載しているのは、FireFoxMozillaNetscapeなのは確かです。「Necko+Gecko」で正しいようでした。

CVS等を見るとエンジン自身の開発は最近は滞りがちのような気がします。なぜならば、高度なエンジンだから、内部コードを変更することはリスクを伴うからなのでしょう。しかし、それでも内部コードの最適化は行われていると考えることは妥当でしょう。
そして、将来は完全に書き換えて、もっと「コンパクト」になるのかも知れません。なぜならば、「Linux」や「Unix」、さらには「Windows」や「T-engine」等でもデスクトップの環境を決めているWidgetの性能が良くなってきたので、そちらに委ねることで開発が楽になるからだと思います。

さらに続ければ、これらのシステム環境(もう、すでにどれもOSという概念を超えて、システム環境と呼ぶのにふさわしいくらいのシステムになっています)を構築するのは、非常にセンシティブであり、かつまた、緻密な設計が要求されるということなのでしょう。なぜならば、それらのコードの品質が、即機能及び性能に直結してしまうからだと考えることは妥当だからです。