時々思うこと。

よく考えてみたら、今書いているblogをどこかに投稿できたら良いのにと思います。かなり、まともな論文に仕上がりつつあります。本当ならば、大学の先生やどこかの職場の上司(研究所長や研究開発グループリーダ)に読んで頂いて、更なる校正をしていただけたらいいのに・・と思います。
でも、今はどこにも所属していないため、見果てぬ夢です。本当に、自分自身が情け無い。

今日、読んでいる本。
死ぬ瞬間、著:E・キューブラロス、訳:川口正吉、読売新聞社 1971-1994、東京. ISBN 4-643-92052-1

無意識は行為と願望の区別が付かない。すなわち、無意識状態は正邪の区別が付かないと言うことでもある。ゆえに、われわれ人間の能力がそれほど大きくなく、いかに強く願望しても不可能を可能にすることは出来ない。つまり、「誰かと協力しあうことのみ」が、願望達成には必要なことなのである。

つまり、どこかに帰属し、その中で協力しあうことのみが、何かを達成するためには必要なことである。ゆえに、カルト宗教の危険性はそこにある。なぜならば、「強く願望すれば望みが叶う」という、間違った教えを吹き込むからである。時によっては、これが原因で人格を破壊されることもある。これによって、生じたトラウマは時としてPTSDすらもたらす場合がある。

なお、本稿に関しては、今日読んでいる本の中のP14-P15より参照し、DSM等の診断基準、更にはカルト宗教から脱会した方の体験談、果ては自分自身の体験をリファレンスして書いています。つまり、詐欺行為に気をつけましょう。