コンプライアンスのお話

これが、個人情報保護法の目的でもあり、かつまた、様々な知的財産権にかかわる守秘義務が課される目的でもあるのでしょう。権利と義務とは表裏一体の関係にあるわけですから、当然といえば当然のことでもあります。ただし、国家公務員や準公務員における守秘義務とは、個人情報に関する義務なのです。具体的には、「通信・信書」の秘密であり、組織内部における情報の取り扱いに関する細則でもあります。なぜならば、それらの情報が国民全体の生命やプライバシー権にかかわる問題であるからと考えることは妥当でしょう。

以前も書きましたが、憲法が行政ならびに国家を縛り、法律が国民を縛る。ゆえに、最高のコンプライアンスが求められるのが行政ということになるからなのです。なぜならば、法律を制定する上でも、法律を施行する上でも基本となるルールのドラフトを作成するのが、行政の役割だからです。

今日読んだ本。
研究論文を書くために、読んだ本。
A introduction to Support Vector Machine and other kernel-based learning methods, Nello Christianini and John Shawe-Tayler, Cambridge University Press 2000, CB2. ISBN 0-521-78019-5