NeXTとObjective-C

これは、遠い昔に鎌倉旅行に行ったときに電車の中で読んだ本。日記に書いた「NeXT」にあこがれていた頃の話です。
あのアーキテクチャーはすごかったです。「MC68030」or「MC68040」に「IOP」と呼ばれる、入出力制御のCPUを搭載して、さらには5.25インチのMOを標準搭載するというアーキテクチャーでした。殆ど、メインフレーム並みの仕掛けを使うことで、当時の貧弱なデータバスを強化してしまうことで「PostScript」を使った美しい描画が出来るのみならず、Application Builderと呼ばれる開発環境で、RPP&RPD(Rapid Prototype Programming & Rapid Programming Desige)が出来る仕組みを持っていたことでしょう。

その分、値段もすごかったです。確か、カラー版で120万円以上した記憶があります。なお、当時のMacもSE30が798000円、Ⅱシリーズも一式100万円くらいした記憶があります。なお、当時の国民機PC9801シリーズが「30万円から40万円」、PC-ATシリーズ(PS/Z)が、30万円くらいでした。OSDGが出来たおかげで、DOSの時代に終わりを告げることが出来たのかもしれません。

ちなみに「NeNT」に戻れば、「アカデミック・ライセンス」ならば、かなり安く買えたことも確かだったらしい。ちなみに、当時アメリカでは、CMUがNeXTを全学で入れて、MITがMacを全学で入れていた。日本では、大阪大学がNeXTを全学で入れたというのが話題になっていたことを覚えています。確か、SuperASCIIの記事。